緊急事態宣言が遅れたWHO

中国における新型コロナウィルスの感染が拡大し、世界的な広がりも懸念されていた1月22・23日WHOは緊急の委員会を開催しました。 世界中の多くがWHOの緊急事態宣言を今や遅しと待っていましたが、WHOは緊急事態宣言を見送りました。委員会では宣言を出すべきとする委員もいたようですが、最終的にはテドロスアダノム事務局長が押し切った形になりました。

一部ではWHO事務局長と中国の癒着が指摘

このようなWHOの初動の遅れはテドロスアダノム事務局長と中国との癒着に要因があるのではないかとする指摘が一部に見られます。 テドロスアダノム事務局長はエチオピアの元保健相です。そしてエチオピアは中国から巨額の資金援助を受けている国です。新型コロナウィルスの感染拡大による世界的な評価低下を気にする中国が何らかの形でテドロスアダノム事務局長に圧力をかけたか、テドロスアダノム事務局長が自ら忖度したのかが疑われています。

感染拡大阻止へ 試されるWHO

南極を除く地球上の全ての大陸に新型コロナウィルスの感染が拡大しつつある今、WHOは如何なる強力な対策やメッセージを出せるか正念場に来ています。 アメリカのドナルド・トランプ大統領は楽観的なコメントを出していますが、アメリカの保健施策を担うCDC(疾病対策センター)は「パンデミックが近づいている」と警鐘を鳴らしています。今後のWHOの出方に要注目です。