アメリカによる自作自演説

(画像:Unsplash

一方で、スーパーノートにはアメリカが北朝鮮を利用しているだけだという自作自演説もあります。 スーパーノートはあまりにも完成度が高いため、技術面から考えて北朝鮮が製造することは不可能であるという見解です。一説では、黒幕はCIAとも言われています。

CIAが製造している?

ドイツのクラウス・W・ベンダーという記者は、スーパーノートはCIAが製造していると主張しました。 アメリカ造幣局の印刷機と同じスイスのメーカーから北朝鮮も印刷機を購入した過去がありますが、型が古すぎてスーパーノートの印刷は不可能です。にもかかわらず、紙の生産国や質だけでなくインクの盛り上がり、1ミクロン以下の模様までスーパーノートは本物を模倣しています。 つまり、CIAがアメリカ造幣局と同じ機械を使い、同じインクを紙を用いて極秘の造幣所でスーパーノートを刷っているという考察です。CIAがスーパーノートを中東やアフリカの武装組織に渡し、北朝鮮からの武器の購入費に使わせていると考えられています。実際、スーパーノートは中東やアフリカ、ロシアからの流入が大半だと記者は指摘しています。

確証はない

前述したようにCIAが北朝鮮を利用してスーパーノートを製造しているという説もありますが、確証はありません。あくまで、「陰謀説」と呼ばれるレベルでしか裏が取れていないということです。 また、2007年にスーパーノートを理由にアメリカが北朝鮮に経済制裁を行った際、北朝鮮側は「中国の方が北朝鮮よりもニセ札を刷っている」という主張をしました。同年「スーパーノートの製造は中止した」と北朝鮮政府が発表したという事実もあります。 北朝鮮政府は関与を否定したり、一方でスーパーノートの製造を認めるような発言もしています。そのため、アメリカの自作自演とする説を「証拠のない陰謀説だ」とする意見も少なくありません。

まとめ

(画像:Unsplash

スーパーノートは非常に精巧にできている100ドルのニセ札です。北朝鮮が製造しているという説が一般的ですが、アメリカの自作自演とする説もあります。真偽のほどはご自身の判断にお任せします。 現在でもスーパーノートは世界中に流通していると言われています。アメリカ国内でスーパーノートを使用すると逮捕される可能性もあるので、ニセ札を手にしないよう十分注意しましょう。