過去にはアシアナ航空買収にも手をあげたチェジュ航空

チェジュ航空は、韓国航空業界2位のアナシア航空(世界24か国74都市に就航)の買収にも手を挙げていました。 11月7日のアナシア航空買収の入札では、韓国建設大手である現代産業開発が4000億ウォン(約2250億円)を提示し、チェジュ航空を傘下に置く愛敬グループなど他の入札グループを圧倒しました。こちらも年内契約の見込みです。 もしチェジュ航空とアナシア航空が統合されれば、大韓航空グループに匹敵する150機以上を保有する大型グループができていました。

日韓関係の悪化で苦境に立たされるLCC

日韓の関係が7月以後に悪化したことによって韓国からの日本への旅行客が激減しており、韓国のLCC各社は苦境に立たされています。 現在、旅客数は7月以前の半分程度に落ち込み、複数の路線での運休や支店の営業休止に追い込まれています。

観光客の減少

7月以降の日韓の関係悪化は、日本への韓国人旅行者の減少という影響をもたらしています。観光庁によると、10月の訪日韓国人客数は19万7,300人(前年同月比65.5%減)で4か月連続の減少となっています。 また、韓国航空各社による訪日旅客数でみると、11月は約89万人と前年同期比43.7%減となっています。 このことは韓国航空各社に深刻な影響をもたらしていて、なかでもLCC各社では運休や支店営業の休止に追い込まれています。

異常な値崩れや複数路線で運休

韓国の格安航空会社の旅客運賃は異常な下落ぶりを見せています。普段は往復6千~7千円の大阪ーソウル便が1,000~1,200円に、往復5千円ほどの福岡―ソウル便が2千円などと、大きく値崩れを起こしています。 また、路線の運休も増えています。アナシア航空の子会社エアソウルは一時日本の13都市で就航していましたが、現在は4都市以外は運休中です。 ティーウェイ航空では8月から1月までの予定で熊本ーソウル便を運休していましたが、3月まで延長するとしています。