蒙昧と浅学の違い

「蒙昧」と「浅学」の違いは、「学問」や「知識」に意味が限定されるかどうかです。 「浅学」の意味は、「学問や知識が少なく、未熟なこと」という意味です。ここでは学校で教わるような学問や、その他の知識の量とその少なさから「未熟であること」を意味しています。 「蒙昧」の場合は知識量の他に「道理」に関する意味があり、「未熟」というニュアンスは含まれないので区別が必要になります。

蒙昧と無知の違い

「蒙昧」と「無知」の違いは、「考える力」という意味があるかどうかです。 「無知」の意味は、「知識がないこと」「知らないこと」「知恵(考える力)が無いこと」という意味です。つまり「知識の有無」に加えて、「考える能力」という意味があります。 「蒙昧」の場合は「知識がない」「道理を知らない」という意味で、「考える力」に関する意味はないので2つの言葉は使い分けが必要になります。

蒙昧と迷妄の違い

「蒙昧」と「迷妄」の違いは、「思い込み」や「迷い」という意味があるかどうかです。 「迷妄」の意味は「誤った事実を真実だと思いこむこと」「思い込みによって心が迷っていること」という意味です。つまり「事実誤認」と「心の迷い」が「迷妄」の意味です。 「蒙昧」は「知識がない」「道理を知らない」という意味で、「事実誤認」「迷い」という意味はどちらも含みませんので、区別しておきましょう。

蒙昧さ(もうまいさ)の英語表現は「ignorance」「unenlightned」

蒙昧さの英語表現

蒙昧さの英語表現(画像:Unsplash

「蒙昧さ」の英語表現は「ignorance」「unenlightned」です。 ・She approached him in the guise of ignorance. (彼女は蒙昧さを装って、彼に近づいた。) 「ignorance」の意味は「無知」「無学」です。「unenlightned」は「真相を知らない」という意味なので、厳密には「迷妄」の方が意味が近くなります。