野々村竜太郎元県議の政務活動費詐欺

2014年6月、当時兵庫県議会議員だった野々村竜太郎元県議の2013年度政務活動費について、不審な点が見つかったことから詐取疑惑が浮上しました。結果として200回近い日帰り出張や架空の出費が発覚し、野々村竜太郎元県議は在宅起訴されることになります。

政務活動費を900万円以上だまし取った

野々村竜太郎元県議は2011年4月10日に行われた、兵庫県議選で県議員に初当選しました。その後、約1年3ヶ月間活動することになりますが、問題となったのは2013年度の政務活動費です。 2014年6月、県議会は多額の不審な支出があるとして、野々村竜太郎元県議の収支報告書を公開しました。それによって2013年度の出張費だけで、約300万円使い込んでいることが明らかとなりました。 さらに詳しく調査した結果、すべて合わせて約900万円を政務活動費として騙し取っていたことが判明したのです。

200回近い日帰り出張や架空の出費

野々村竜太郎元県議の収支報告書で、もっとも不自然だったのは交通費です。1年で195回も日帰り出張していたことになっていました。年間の半分以上が出張というのは、1県議員としては異常です。 主な出張先は兵庫県内の城崎温泉や佐用町がもっとも多く、福岡と東京は10回程度でした。城崎温泉はともなく、なぜゆかりのない佐用町に行っていたのかは不明です。佐用町は県議会所在地から見ると兵庫県の端なので、なるべく多くの交通費を誤魔化したかったのかもしれません。 野々村竜太郎元県議は遠方への出張記録のある日に、自宅近くで少額の購入を繰り返して事務費に計上していることから、架空の出張を繰り返していたのは間違いないでしょう。この他、大阪や神戸市内の金券ショップで、なぜか2~3万円分の切手を毎月購入しています。