ジョンソン首相は「移行期間の延長はしない」

総選挙では移行期間を延長しないとの方針を明らかにしていたボリスジョンソン首相は、今回可決された離脱協定関連法案では移行期間の延長を禁止することを明記しています。 このためボリスジョンソン首相は移行期間が終わる2020年12月末までにEUとFTAを締結をしたい考えです。 通常FTAの批准には数年かかるとの指摘もあり、移行期間終了までに締結できなかった場合貿易に関税がかかることになります。

2016年の国民投票から混乱に終止符が打たれるのか?

イギリスがブレグジットへ踏み出したのは2016年6月の国民投票で離脱支持が51.9%で残留支持の48.11%を僅差で上回ったからです。 その後EUと合意した離脱協定案はメイ政権下のイギリス下院で3回も否決されるなど議会では混乱が続いたことから、総選挙で保守党が勝利し混乱に終止符が打たれるかどうかが注目されていました。 今回の保守党の勝利は混乱に終止符が打つとともに離脱協定関連法案の可決で離脱は確定的となりました。今後は離脱後の交渉に焦点が絞られます。