海外では一般的も国内では未だ抵抗感が強く

日本で芸能人が政治的発言をするのは非常に珍しいですが、アメリカなどの海外ではごく一般的です。たとえば歌手のテイラースウィフトさんは2018年に民主党候補の支持を表明していますし、2019年にはトランプ現大統領を名指しで独裁者と批判しました。 ハリウッド俳優なども支持政党を隠していません。政治は国家の独立を保つ基礎であり、政治に関与するのは義務であり教養だからです。

事象を理解できず安易に呟いている芸能人にも問題

全員とはいいませんが検察庁法改正案への反対を表明した芸能人には、改正の何が問題なのかを理解していない人が少なくありませんでした。そういった一部の無知、無思慮な人のせいで、芸能人全体の政治的発言が批判されています。 現在世界的なコロナ禍で自粛の続く中、芸能人の仕事は極端に減少しています。理解できていない芸能人は、少しでも目立つために呟いた可能性が高いと思われます。意思表明の賛否ではなく、そういった安易な姿勢が批判の的になったようです。

著名人がツイートすることによるメリットも

検察庁法改正案の騒動では、芸能人が反応したことで激しい賛否の論争が巻き起こりました。心ない罵倒やファン同士のいがみ合いにも発展した一方、メリットもありました。芸能人のツイートによって、普段政治に無関心の層にも話題として伝わったからです。

政治にアンテナを張っていない人にも関心がいく可能性

海外の先進国と違って、日本国民の政治への関心は極端に低いといわれています。今回の検察庁法改正案の騒動では、芸能人がツイートしたことによって普段政治に関心のない層にも改正法の話題が伝わりました。 タレントの指原莉乃さんは5月17日に出演したワイドショーで「自分も他の芸能人のツイートで関心を持てた。」と話し、こういうきっかけから政治に関心を持つのは良いことだ、と芸能人が政治的発言をするメリットについて評価しています。