幸楽苑や日高屋は値上げ戦略

スガキヤとは地域が異なるのですが、同じく低価格ラーメンを提供している店舗として幸楽苑と日高屋があります。これらの店舗も、かなりの良心価格でラーメンが食べられるので、人気が高くなっています。 ですが、近年の人手不足と原材料の高騰、消費税増税などにより、両店舗とも値上げ戦略を行っています。とはいえ、日高屋がサラリーマンを狙った戦略に対して、幸楽苑は家族連れを狙ったものとなっているなど、両店舗は真逆の方向性を取っています。 現時点では日高屋の戦略は成功していますが、今後どうなるか分からないので、まだまだ目が離せません。

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客単価をあげるか、客数を伸ばすか

議論される問題であり、スガキヤにも当てはまりますが、客単価と客数、どちらを伸ばすかということです。その1つの答えとして、「回転数を上げられるなら、客数を伸ばした方が良い」と言われています。 客単価をあげて固定客を狙う方法もありますが、人によっては価格のせいで店に訪れにくくなることもあるため、この方法は少し上級者向けとも言われています。 今回のスガキヤにおける赤字店舗増加は、回転数を増やしきれなかったことが要因の1つとなっているため、店舗閉店はある意味当然の流れと言えるでしょう。

今後のスガキヤの動向に注目

(画像:Unsplash

スガキヤは、今回赤字店舗を閉店して、残った店舗の人員増加に動き出しました。これにより店舗ごとの回転数を上げ、コスト削減を行うことで、収益増加がある程度見込めると思われます。 ですが、全盛期に比べて店舗数は減少傾向にあるため、あまり何度も同じ手段は使えないでしょう。その点をスガキヤがどう判断して、もし収益増加に失敗した場合にどうするのか、これから注目すべき点だと言えます。

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