無味無臭で気づきにくい

一酸化炭素の化学式はCOです。炭素と酸素が結びついたガスで、化石燃料を不完全燃焼させた際燃焼ガスとして発生することがあります。 一酸化炭素は無味無臭のため発生しても気がつきにくい厄介なガスです。しかも空気とほぼ同じ重さですから、空気と同じように吸い込んでしまう可能性が高くなります。 一酸化炭素は微量でも人が吸い込んでしまうと酸欠状態に陥ってしまいます。一酸化炭素が酸素を運ぶ血液中のヘモグロビンと強く結合してしまうからです。

換気することが対策

例え一酸化炭素ガスが発生しても換気対策が十分であれば大きな事故になることはまれです。石油ストーブなどの化石燃料を使う暖房器具を使用する際はあらかじめ窓をすかすなどの換気対策を十分にしておく必要があります。 一酸化炭素中毒になると、頭痛・吐き気・めまいなどの症状が出ます。少しでもこれらの症状が起こったら直ぐに窓を十分に開けるか、その部屋から避難することが重要です。

危険から身を守るために

一般的に自衛官は常に危険と隣り合わせの訓練をしていますので、一般の人より危険性に対する備えはある程度あると考えられます。 この度の事故は油断があったのかもしれませんが、自衛官でもこのような事故は起こります。 我々としてはこの事故を教訓として一酸化炭素中毒の怖さをあらためて認識し、日頃から換気に留意しながら暖房器具を使うようにすることが重要です。後の祭りにならないように自らの身は自ら守るように気をつけることが大切です。