警察が実弾を発砲するなど終わりが見えない

11月11日にはデモ参加者の若者に警官隊が発砲し、男性一人が病院に搬送されましたが重体であると伝えらえています。 当日は交通を妨害し警察と政府に抗議しようと参加者に呼びかけていたといいます。警官隊とデモ参加者がもみ合いになったところに、正面から近づいてきた男性に発砲し、次いで背後からきたデモ参加者とみられる人物に発砲しました。 この様子はSNSで中継され、警官隊がデモ参加者ともみ合いになり拳銃を発砲する様子がインターネットを中心に流されました。

日本人が現地警察に逮捕されるも釈放

現地時間11月17日に日本人の東京農業大学の学生が香港警察に逮捕されました。 デモに参加していなかったこともあり20日に釈放さ健康状態なども問題はないようです。

デモの行く末は?

デモの当初の目的である逃亡犯条例の改正は撤廃されましたが、香港返還後の中国の実効支配に対する不満がここまでデモを大きくしたのではないでしょうか。 事実、今の行政庁長官である林鄭月娥氏は習近平の指名によって現職に就いています。また、共産主義に否定的だった書店の店主が拉致されるなど、一国二制度が形骸化してきているのも要因の一つでしょう。 習近平は香港経由で外資が流れていくことを嫌い、金融犯罪者を取り締まる意図があるともいわれています。いずれにせよ着地点がみえないデモの終わりを予想するのは難しいといえます。