粗利とは

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日々「利益」を追求する民間企業の損益計算書(PL)には、5種類の「利益」が登場します。5種類とも、収益から費用を差し引いたものですが、果たす役割は違います。 この見出しでは「利益」の1つである「粗利」について、お話しします。

粗利の読み方は「あらり」

「粗利」は「あらり」と読みます。「粗利」とは、販売された商品やサービス自体から生まれた利益のことです。「粗利益」とも呼ばれます。 ビジネス現場では「粗利」という言葉が、頻繁に登場します。それは粗利が、商品やサービスの価格設定をする際に大事な指標だからです。

粗利の意味は「売上から原価を引いたもの」

「粗利」は、売上高から商品の売上原価を引いたものを意味します。商品やサービスを販売して得られる収益のことを、売上高といいます。一方の売上原価とは、その商品にかかった費用を指します。 粗利は利益の中でも、大きな枠組みでとらえたものをいいます。きちんと粗利を出すことは、その他の利益を計上する前提条件です。損益計算書(PL)では「売上総利益」という名目で記されています。

粗利の英語は「gross profit」

「粗利」は英語で「gross profit」と表されます。グローバル企業では、よく会話に登場する単語です。 ビジネスの場で使われることが多い例文を、いくつか紹介しておきます。 ・The gross profit margin for a new product is decreasing. (新商品の粗利は減少しています。) ・In addition to a decline in gross profit, selling, general and administrative expenses increased. (粗利の減少に加え、販売費と一般管理費の負担が増えました。) 例文のように、ビジネス用語として使われるのが一般的です。