高校2年生の16歳が父親を殺害した疑いで逮捕
1分でわかるニュースの要点
- 神奈川県警が高校2年生の少年を殺人容疑で逮捕
- 少年が同居していた父親を刺殺した疑い
- 少年は過去2回、家庭内暴力で児相に保護されている
同居する父親を殺害した疑い
神奈川県警の調べによると少年は16日、同居していた父親を果物ナイフで刺殺し、自宅内に放置していたとのことです。 25日の午後、被害者の姉から連絡が取れないとの訴えを受け、神奈川県警の警察官が被害者の住むアパートを訪問しました。そこで室内を調査した警察官が、風呂場で被害者の遺体と凶器を発見したことから、事件が発覚しました。
以前より父親からの暴力に悩まされていた高校生
少年は警察の取り調べに対して、殺人容疑を認める発言をしているそうです。また殺人の動機については、被害者の父親から日常的に暴力を受けていた、と答えています。 実際に神奈川県警には、少なくとも過去2回にわたって、少年から家庭内暴力を受けているとの相談記録が残されていました。
逃げ道がなかった16歳が”殺人”に至るまで
少年は16日に犯行を起こすまでに2回、警察と児童相談所に駆け込んでいます。それにもかかわらず家庭内暴力が続たことから、追い詰められた少年は今回の事件を起こしました。