おふくろさん騒動の概要

「おふくろさん騒動」とは、川内康範氏が森進一氏に対し著作権侵害を訴えたもので2007年に起こりました。川内氏が作詞した「おふくろさん」を歌う際に、森進一氏が勝手に歌詞を変えたことが理由でした。 「おふくろさん騒動」は当初は芸能ニュースとして扱われていましたが、マスコミ報道により騒ぎが大きくなりました。ここでは「おふくろさん騒動」について説明します。

おふくろさん騒動の関係者

「おふくろさん騒動」に登場するのは、作詞家と歌手の2名です。作詞家が川内康範氏、歌手は森進一氏です。この2名はかつて、父子同然の関係といわれていました。 ここでは「おふくろさん騒動」について説明する前に、関係者である川内氏と森氏についてお話しします。

森進一

森進一氏は、日本では著名な歌手の1人です。1947年に山梨県甲府市で生まれ鹿児島で育ちました。母子家庭だったことから中学卒業と同時に集団就職で大阪に移住し家に仕送りをしていたといいます。 1965年にテレビ番組に出場して優勝したことでプロダクションの目に留まり、1966年に演歌歌手としてデビューしました。その際に声を潰し、ため息のようにかすれ声で歌うスタイルを確立したそうです。 「おふくろさん」をはじめ「襟裳岬」や「冬のリヴィエラ」など、数多くのヒット曲があります。

川内康範

作詞家・脚本家・政治評論家・作家として活躍した川内康範氏は1920年、北海道函館市に生まれました。1941年に東宝演劇部に入社したことをきっかけに舞台の脚本を書き始め、その後退社して劇作家としての活動を始めました。 1958年頃から作詞をはじめ「恍惚のブルース」や「伊勢佐木町ブルース」「骨まで愛して」といったヒット曲を手掛けました。しかし加齢による体力面での問題から、2000年代に入ってからは公の場に出ることはなく「おふくろさん騒動」で久々にメディアに登場することになりました。