大幅な下落が続いているニューヨークダウ

ニューヨークダウは3月10日に24939.35ドルから、13日にトランプ大統領が国家非常事態宣言を発令したことを受け21328.23ドルまで大幅に下落しました。 FRBの金融緩和政策についても市場は既に織り込み済みで、16日(現地時間)の取引開始から一時1000ドル超まで下げる場面も見られ、投資家は新型コロナウイルス感染拡大の影響は金融政策では解決できないと見ている模様です。

マイナス金利には否定的なFRB

FRBのジェームス・パウエル議長はマイナス金利には否定的な発言を続けており、この度の金融政策でも導入を見送りました。同氏はマイナス金利を求めるトランプ大統領と対立する姿勢を見せており、会見でもマイナス金利は適切ではないと述べています。 FOMCは新型コロナウイルス感染拡大が収束するまではゼロ金利政策を維持する考えを示しており、これにより景気回復と労働環境が改善することを期待している模様です。

新型コロナウイルス終息まで先が見えぬ経済

ジェームス パウエル議長は、新型コロナウイルス終息まで先が見えぬ経済が続くだろうと改めてFRBとしての考えを示した上で、4月∼6月の米国経済成長は低迷するだろうとも述べています。 日本銀行もFRBの発表を受け16日午後に緊急会合を開き、年6兆円の購入を目標としてきたETF(上場投資信託)を12兆円に倍増させる方針を明らかにしました。しかし、政策金利については現状を維持するとしています。