運行会社プリンセス・クルーズが発表

2020年10月10日午前10時、アメリカのクルーズ船会社プリンセス・クルーズが自社の保有するクルーズ船が新型コロナウイルス問題に直面していることに対して声明を発表しました。 それによると、現在は横浜で検疫中のダイヤモンドプリンセスの全乗客を対象として、旅費全額を返金するとのことです。乗客へは9日夜の間に文書を通して通知されていました。 ダイヤモンドプリンセスは2月3日に横浜の大黒ふ頭に停泊してから、新型コロナウイルス検疫のために着岸も下船もできない状態となっています。

クルーズ船外の費用から検疫期間中の費用まで負担

クルーズ船会社プリンセス・クルーズが文書で明記した旅費返金の内容は多岐に渡ります。詳細は以下の通りです。 ・クルーズ船の料金 ・乗船前の交通手段(航空機、新幹線、その他公共交通機関) ・クルーズ開始前後の宿泊費 ・寄港地観光ツアー代 ・船内のサービス料 ・その他の税金や手数料 また3日から続く検疫の停泊期間中に発生した費用も、すべてプリンセス・クルーズが負担することを保証しています。

次回利用できるフューチャー・クルーズ・クレジットも付与

クルーズ船会社プリンセス・クルーズは旅費の返金対応だけでなく、今回支払われたクルーズ代金と同額のフューチャー・クルーズ・クレジットの付与も発表しました。 フューチャー・クルーズ・クレジットとは、利用客が次回乗船する際、額面分を旅費から割り引くというサービスです。 こちらの対応は全額返金を超えて、事実上の2倍返しに相当します。ダイヤモンドプリンセスで足止めされている乗客にとっては、暗い話題を吹き飛ばす朗報となっているようです。