【ビジネス用語】ブルーオーシャンの意味や使い方を紹介します!

ビジネス用語

2019年3月17日

ブルーオーシャンとは競合相手のいない未開拓の市場のことを指します。ビジネスではブルーオーシャンという言葉をよく聞くでしょう。今回はブルーオーシャン戦略の成功事例やブルーオーシャン戦略の失敗事例を紹介いたします。ブルーオーシャンという言葉の意味をしっかりと理解しましょう。

ブルーオーシャンとは

ブルーオーシャンという言葉を聞き、どんな意味かわからず戸惑った経験がある人は多いのではないでしょうか。普段からビジネス書を読み慣れていないと、ブルーオーシャンという言葉はなじみがないものです。 まず、ブルーオーシャンの意味について説明します。言葉を正しく理解し、ビジネス戦略に活かしましょう。

ブルーオーシャンの意味は「競合のいない未開拓の市場」

ブルーオーシャンとは、競合のいない未開拓の市場のことをいいます。新商品を開発したり、新しいサービスを考案する場合、ブルーオーシャンかどうかを見極めることは非常に重要です。競合のいない市場を見つけ出すことがビジネスの成功にもつながります。 しかし、ブルーオーシャンを見つけたからといって必ず成功が約束されるわけではありません。しっかり準備して市場に打って出ないと、すぐに競合相手が現れ、取って代わられてしまいます。ブルーオーシャンを見つけた場合もその後の戦略が非常に重要です。

ブルーオーシャンの由来

ブルーオーシャンという言葉は、ヨーロッパの経営学の研究者がビジネス書で用いたことから世界中に広がりました。日本では2005年に刊行され、ブルーオーシャンという言葉が浸透していきました。 ブルーオーシャンの反対語は、レッドオーシャンです。レッドオーシャンとは競合の多い市場のことで、お互いに争って血を流し海が真っ赤に染まる様子を表しています。それに対して、競合のいない市場をブルーオーシャンと表現したことが言葉の由来です。

ブルーオーシャン戦略を成功事例を用いて紹介

ここまで、ブルーオーシャンという言葉が出てきた背景と、言葉の意味について簡潔に説明しました。続いて、ブルーオーシャン戦略で成功した事例をご紹介します。 新商品の開発や新サービスの考案で行き詰っている方はぜひ参考にしてみてください。

シルク・ドゥ・ソレイユ

シルク・ドゥ・ソレイユは、ブルーオーシャン戦略の成功事例としてよく挙げられます。ブルーオーシャン戦略で重要なのが、新たな価値の創造です。コストダウンと新たな価値の創造を同時に行うことで、ビジネスとして成功するといわれています。 シルク・ドゥ・ソレイユは、コストのかかる動物ショーを取り除き、芸術性やストーリーという新たな価値を創造しました。笑う要素を取り除きエレガントなイメージ戦略に力をそそいだ結果、世界中で大成功を収める結果となったのです。

iPod

アップルのiPodもまた、ブルーオーシャン戦略の代表例です。iPodが発売されるまで、同業他社は音質や容量などの品質向上に力を入れ、莫大な研究費を投じていました。 しかし、アップルはインターネットから音楽をダウンロードするという画期的なアイディアによって、品質はほとんど変わらないにもかかわらず発売後圧倒的なシェアを獲得しました。CDを購入するのではなく新曲を検索してダウンロードするというのは、音楽業界にも画期的な変化をもたらしたといえます。

QBハウス

理容業界でのブルーオーシャン戦略の成功事例としては、QBハウスが有名です。QBハウスでは、「10分の身だしなみ」というキャッチフレーズで、従来の散髪にかかっていた時間を大幅に削減しました。 これまでの理容業界のサービスのうち、シャンプーやマッサージなどの工程をすべて省略することで、「短時間」という新たな価値を創造し、さらにコストダウンにも成功したのです。QBハウスのサービスは忙しいビジネスマンに特に人気があることから、出店場所にも工夫し、駅など立ち寄りやすいスポットが選ばれています。

ブルーオーシャン戦略での失敗事例

ブルーオーシャン戦略を成功させるためには、新たな価値の創造とコストダウンがポイントです。一方で、ブルーオーシャン戦略は必ず成功が約束される万能な戦略ではありません。 続いて、実際の失敗事例について解説します。ブルーオーシャン戦略のリスクをきちんと認識し、十分な準備をすることが大切です。また、技術革新など外部環境の変化に気を配ることも忘れてはなりません。

任天堂

ブルーオーシャン戦略は一時的には非常に大きな成長をもたらすものですが、永遠に続くものではありません。そんなブルーオーシャン戦略のリスクを浮き彫りにした事例が、任天堂の業績悪化です。 任天堂はDSなど携帯ゲーム機で大成功を収めました。競合のいない市場で新たな商品・サービスを開発した任天堂は、ブルーオーシャン戦略の成功事例といえるでしょう。 しかし、スマートフォンの普及、アプリゲームの台頭によって、任天堂は一気に苦境に陥りました。この事例から、技術革新がリスクとしてひそむことがわかります。

仮想通貨

ブルーオーシャンは魅力的ですが、自社がブルーオーシャンを見つけてうまく商品展開できたからといって安心はできません。他社の参入障壁が下がるわけではないからです。 仮想通貨は初めはまさにブルーオーシャンでした。国家の裏付けがなくネット上で取引できる仮想通貨は、世間をあっと驚かせる新しいアイディアです。 しかし、すぐに同じような仮想通貨を作る会社が現れ、一気にレッドオーシャン化しました。ブルーオーシャン戦略は効果的ですが、いつまでも続くものではないと認識しておかなければなりません。

YouTuber

YouTubeに動画をアップロードして広告収入を得るYouTuberも、登場してすぐは世間を賑わせました。現在も若者に依然として人気がありますが、レッドオーシャン化を指摘する声も上がり始めています。 レッドオーシャン化したら、今後はどのように差別化をはかっていくかが重要になります。戦略のないままブルーオーシャンに切り込むことは、競合にブルーオーシャンの存在を知らせることにもなりかねません。 勝ち抜けるだけの戦略を持ったうえでブルーオーシャンに乗り出すことが大切です。

まとめ

ブルーオーシャンの意味や成功事例・失敗事例をご紹介しました。 ブルーオーシャン戦略を成功させる秘けつは、新たな価値の創造とコストダウンです。一方で、いつまでもブルーオーシャンが続くわけではないという健全な危機感を持つことも大切です。 ブルーオーシャン戦略を用いて、ビジネスを成功に導きましょう。


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