旧石器捏造事件の概要

旧石器捏造事件はアマチュア出身の考古学者藤村新一氏が自ら埋めた旧石器を自ら発掘するという自作自演による遺跡捏造事件です。日本の考古学全体に大きな影響を与え、教育分野にも影響が出ました。

考古学者の藤村新一が旧石器を捏造していた事件

事件を起こしたのはアマチュア出身の考古学者である藤村新一氏です。 彼は自ら古い地層に旧石器をあらかじめ埋めておいて、それを自ら掘り出すことにより、あたかも新たな旧石器遺跡を発掘したように見せかけていました。 彼の捏造を根拠に構築された旧石器時代に関する全ての学術体系や教育関係の教材などが全面的に見直され、再構築を余儀なくされました。

藤村新一は200以上もの遺跡を捏造した

捏造が発覚した際に藤村新一氏が捏造を認めた遺跡は二つでしたが、その後の調査で実に200以上もの遺跡の捏造が明らかになりました。 当時彼が発掘に出向く先々で次々と旧石器が発掘され、彼は「神の手(ゴッドハンド)」を持つ男として注目を集めました。彼の発掘によって70万年前には日本列島に人類が生活していたことが証明されました。 しかしながらこれらは全て彼の自作自演による捏造でした。彼があらかじめ仕込んでおいた旧石器を発掘して見せていただけでした。