リビドーとは

「リビドー」という言葉を書籍やインターネットメディアで目にしたり、世間話の中で耳にしたりすることがあります。「リビドー」は文脈から推測するのが困難な言葉なので、「リビドー」の意味を正しくおさえ、意味をくみ取れるようにしておくことが大切です。

リビドーの意味は「性的欲求」

「リビドー」の意味は「性的欲求」です。性的な本能を呼び起こす衝動やエネルギーのことをいいます。性欲というと純粋に性行為を求める本能のことをいいますが、「リビドー」はより広く本質的な衝動を指します。 ただし、日常生活で用いる場合には、性欲と同義で用いられることも多々あります。文脈や状況に応じて、広義で用いられているのか、性欲と同義で用いられているのか柔軟に判断することが大切です。

リビドーはフロイトが定義

「リビドー」は精神分析学の創始者として有名なフロイトが定義した言葉です。 フロイトは「リビドー」を生命活動の維持につながる重要な心のエネルギーととらえていました。そのため、フロイトは人間の行動や言動などあらゆるものは「リビドー」の影響を受けているとしています。 また「リビドー」は原初的な本能で、性欲にとどまらず成長にともなって名誉欲や創造意欲など様々な欲求に変換可能だと考えられています。

リビドーの英語は「libido」

「リビドー」の英語は、「libido」です。日本語で使われる性欲という意味と、精神分析学における「リビドー」と2つの意味があります。 「リビドー」はもともとラテン語で「強い欲求」という意味があります。これが性科学者や精神分析学者によって用いられることで性的なニュアンスで使われることが多くなり、一般に広まって性欲という意味で使われるようになりました。