イタリア北部を中心に感染が拡大

イタリアの北部で新型コロナウィルスの感染が急速に拡大しています。イタリアはアジア以外では初めての大規模感染地域になりつつあります。イタリアの感染拡大の状況はどのようなものなのでしょうか。またイタリアの感染拡大防止対応状況はどうなのでしょうか。イタリアの新型コロナウィルス感染拡大に切り込みます。

感染者は229人で死者は6人

イタリア保健省からの発表によれば、現地時間2月24日午後6時事点でイタリア全体の感染者数は229人・死者は6人に及んでいます。 イタリア第二の都市であるミラノを州都とするロンバルディア州での感染者数が172人と最も多く、感染者はイタリア北部の各州で多くなっている模様です。 ロンバルディア州における2月21日時点での感染者は6人と発表されていましたので、ここ数日間で一気に感染が広がった形です。ロンバルディア州のGDPはイタリア全体の22%を占めますので、イタリア経済や欧州全体への経済的な影響が懸念されます。

観光地やイベントの閉鎖が相次ぐ

ロンバルディア州の中でも特に感染者が多い地域はレッドゾーンに指定されています。 2月21日時点ではレッドゾーンに対してだけイベントなどの中止が指示されていましたが、感染の拡大を受けて2月23日にはイベントや商業活動の中止指示がロンバルディア州全体に拡大しました。 全てのイベント・会議が中止され、保育施設・教育機関・博物館・映画館も全て閉鎖となっています。一部の飲食店などは夕方から朝まで12時間閉店、食料品店以外の店舗は土日の休業が命じられています。