守られなかった大学の注意喚起

慶應大学病院は、全教職員に対して再三に渡る注意喚起を行ってきました。初期臨床研修の修了式も、集合形式で行うことを中止に。その後の懇親会も行わないようにと指導をしてきた矢先の出来事です。 会食をしないように指導が行われていたにもかかわらず、40人もの研修医が会食をしていたという事実は、大きな衝撃を持って受け止められています。

病院長は謝罪のコメント

病院長の北川雄光氏は「新型コロナウイルス感染症に関する当院の状況について」と題する文書を発表。

「ご迷惑、ご心配をおかけした関係の皆様、社会全体に深くお詫び申し上げます」

との謝罪文を出しています。また

「初期臨床研修医の指導を行う大学病院として今回の事案を大変重く受けとめる」

とし、教育者としての大学の責任も含めたコメントを行っています。

京大病院でも研修医が会食

同じような事態は、京都市の京都大医学部付属病院でも発覚しています。同病院は今年度配属の医師や研修医などに対し、会食や旅行の自粛を要請していました。 しかし4月2日に行った自己申告ベースの調査の結果、多くの医師や研修医が会食や旅行を行っていたことが明らかとなりました。医師28名、研修医57名、事務職員10名の合計95人です。

感染者は出ていないものの自宅待機

同病院は違反した95名に自宅待機を指示。違反したと見られる日から起算して2週間を自宅待機とし、終了後に病院での勤務を開始させています。 病院長の宮本享氏は「新規採用研修医の自宅待機に関する報道について」と題する文書を発表し、現在のところ新型コロナウイルスの感染者は出ていないとしています。