新型コロナウイルスにより生産が遅れるiPhone

アップルによると新型コロナウイルスの感染拡大によって春節後の生産・販売ペースが予想よりも遅れているとして、その理由を2つ挙げています。 1つ目は主力製品であるiPhoneの製造パートナーサイトは全て再開しているものの、社員の健康を最優先に考えたシフト調整を行っていることにより、生産ペースが減速していることです。 2つ目は中国の全ての店舗及びパートナー店の多くを閉鎖しており、営業中の店舗も営業時間を短縮するなどの措置を取っているため販売数が落ち込んでいることです。これらの要因に対して同社は早期正常化に向けて慎重に普及作業を進めていると述べています。

市場としても中国は大きい

2020年1月28日(現地時間)アップルはカリフォルニア州クパティーノにある本社において2020年度第1四半期の業績発表を行い、売上高918億1900万ドル(前年同期比9%増)と過去最高となったことを明らかにしました。 同期の米国市場以外の売上比率は61%となっており、そのうち中華圏(香港、台湾含む)の売上は135億7800万ドルと全体の約15%を占めています。 同社は中華圏での売り上げが好調だったことを良好な業績の要因として挙げており、今回の新型コロナウイルスの感染拡大は大きな打撃となるだろうとしています。

業績が好調だったApple

アップルの2020年第1四半期の売上高は約918億ドル(前年同期比9%増)と過去最高となりました。同社の1株あたりの利益は4.99ドル(同19%増)となり、アップルとしては史上最高となりました。 ルカ マエストリCFO(最高財務責任者)は同年度第2四半期の業績予想を売上高630億ドル~670億ドル、売上総利益38.0%∼39.0%になるだろうと述べていました。