埼玉県の男性はなぜ帰宅できたのか?

厚生労働省の発表では、埼玉県の男性は1月30日に第2チャーター便で帰国していました。男性は空港からそのまま国立国際医療研究センターで検査を受けましたが、陰性と診断されたため子供と一緒に帰宅していました。

子供を連れていたため

埼玉県の男性は、帰宅した際に子供を同伴しており、検査で陰性が確認されたため国が用意した施設ではなく自宅で待機することにしました。 現在、子供には感染の症状は出ていません。男性と濃厚接触したと見られるのは家族2名だけと見られ、自宅待機のまま詳細を調査しています。 男性の話によると、新型コロナウイルスが多数検出された武漢市の海鮮市場(華南海鮮城)には、立ち寄っていないとのことです。

現在の法整備では陰性、無症状の人々の強制的な隔離は不可能

現在の日本の法整備では、感染が認められない人々を強制的に隔離することはできません。先月の28日に帰国した邦人のなかにも、2名が検査を拒否して帰宅してしまいました。 無症状であっても、また一次検査で感染が認められなくても発症の可能性はあるのですが、法整備が間に合わず強要することができなかったのです。 このような実態を受け政府は、緊急の閣僚会議を開き、武漢市から邦人が帰国する前日の28日に新型肺炎を感染法に基づく「指定感染症」とし、検疫法の「検疫感染症」に指定して2月7日に施行することにしました。