例文②跳梁跋扈しかねない

2つ目の例文では、「跳梁跋扈しかねない」という表現を紹介します。 ・会社経営者が組織の信賞必罰を正しく行えなければ、不正を働く社員が跳梁跋扈しかねない。 「跳梁跋扈しかねない」とは「好ましくない者が我が物顔ではびこってしまうかも知れない」という意味で、将来的な可能性のことを話しています。例文では会社の管理体制や人事評価の甘さが、不正を働く社員の横行につながる可能性を話しています。

跳梁跋扈の類語

跳梁跋扈の類語

跳梁跋扈の類語(画像:Unsplash

次は、「跳梁跋扈」の類語を2つ紹介します。 ここでは、「跋扈する」「氾濫する」という2つの表現を紹介します。どちらの言葉も「跳梁跋扈」と非常に意味が似ている言葉である一方で、微妙なニュアンスの違いを理解して正しく使い分けられるようになる必要があります。

類語①跋扈する

1つ目の類義語は、「跋扈する」です。 ・治安が安定しない国では、犯罪者が跋扈することがよくある。 「跋扈する」は「跳梁跋扈」の意味の説明で既に紹介している通り、「悪いものがのさばりはびこる」という意味です。つまり、「跋扈」だけでも「跳梁跋扈」と同じ言葉として使うことが出来ます。例文では、政府機関や警察がうまく機能しない国で、犯罪者がよくはびこる事を表現しています。

類語②氾濫する

2つ目の類義語は、「氾濫する」という表現です。 ・ネットの普及で、簡単に稼げるという考え方が氾濫することになった。 「氾濫する」には2つの意味があり、「河川などの水が溢れかえり、流れ出る」という意味と「好ましくない者が出回る」という意味があります。前者の意味は「跳梁跋扈」にはないので、使い分けが必要になります。例文は良くない考え方が広まったことを表現しています。