10年連続の減少

2019年に自殺した人の数は全国で2万169人で10年連続で減少しました。これは統計を取り始めた1978年(昭和53年)以降過去最少の人数となります。 人口10万人当たりの自殺死亡者数を示す自殺率も昨年より0.5人減の16.0人となり、こちらも過去最低となっています。自殺原因で最も多かったのは健康問題の9,861人で、次いで経済的な理由によるものが3,395人でした。

10代の自殺者数のみ増加

年齢別で見た自殺者数は40代が3,669人、50代が3,678人とそれぞれ全体の17%を占めており、高い割合を占めています。 次いで60代2,840人、70代が2,880人と全体の14%を占め、10代以下は3%と最も少ない割合となりました。ただ、10代は唯一前年を上回っており、自殺の動機は学校問題で進路や学業成績の悩みが多くなっています。

自殺者の増減は社会情勢に影響か?

自殺者の増減は社会情勢に影響されるといわれ、特に景気(経済・生活問題)に左右されるといわれています。自殺者数と景気を表す指標の一つである景気動向指数(CI一致指数)の増減は、男性の自殺者数の増減と負の相関の関係にあることが分かっています。