データ上、100万人あたりの死者数は世界的に見ても多く

100万人あたりの死者数は先月7日時点で約767人、死亡率は7.7%となっていました。これはパンデミックになっているイタリアの12.6%、英国の11.0%より低いものの外出自粛を呼びかけた日本の2.8%に比べるとかなり大きな値といえます。 しかし、5月の100万人あたりの国内死亡者数で見ると、スウェーデンは260人、イタリアが約480人、英国が約420人と実数では少ないことが分かっています。

すでに国内からも批判の声

先月30日現在国内の感染者が増え始めこれまでに約2万1千人が新型コロナに感染していることが分かっており、このうち2500人が死亡しました。 国内では直ぐにロックダウンすべきだといった批判の声が上がっており、疫学の専門家であるセシリア・ナウクレア教授もこの異例の対策を終わらせるべきだと批判しています。

スウェーデンの実例から今後の対応策は?

この度の新型コロナの感染で集団免疫を試みた国はスウェーデンだけで、その成果に注目が集まっていました。現状では感染者は2万3200人を超え、死亡率もデンマークなど他の北欧諸国に比べ約3倍となっています。

学者らは都市封鎖を要請

国内では疫学の専門家が議論を交わしており、今すぐにロックダウンするべきだといった専門家が積極的な動きを見せています。セシリア・ナウクレア教授をはじめとした約2,300人の学者らは政府宛てに公開書簡に署名し、もっと厳しい対策を実施するよう求めました。 学者らは国の初期対応の悪さを指摘し、イタリアなどからの入国を認めウイルスを持ち込ませてしまったことを批判しています。