集団免疫でコロナに打ち勝つ目標を立てたスウェーデン

新型コロナの感染が拡大する中、北欧のスウェーデンでは独自の防止対策をとって話題となっています。多くの国が国民に強い行動制限を掛けているのとは逆に、ほぼ行動制限を掛けない集団免疫獲得を目指した対策を行っているからです。 これはウィルスに感染する人を意図的に増やし集団で免疫を形成させる手法で、「人体実験に近いものだ」との批判も受けています。

他国と比べ自粛を緩和

現在も会社に通勤する人や小学校に通う子供たちの姿が見られ、バーやレストランといった日本では三密を理由に自粛を呼びかけられている場所も普通に営業しています。 しかし、スウェーデンが全て行動を制限していない訳ではなく、人と人の距離は一定に取るよう呼び掛けており、感染の防止策を示した上で国民の自発的な行動に任せるとしています。

集団免疫作戦の効果はあるのか?

集団免疫の形成による感染拡大防止対策の効果について、先月30日時点でのデータを米ジョンズ・ホプキンス大学が集計し報告しました。それによると感染者は増え続けており、死亡率は12%超となりウイルス発生源といわれる武漢市の5.5%と比べても2倍以上で効果を判断するのは難しいとしています。