有本嘉代子さんの無念

北朝鮮に拉致された有本恵子(ありもりけいこ)さんの母親である有本嘉代子(ありもりかよこ)が死去しました。 あれほど待ち望んだ有本恵子さんとの再会を果たせないまま亡くなってしまいました。在りし日の有本嘉代子を悼みます。

有本恵子さんとの再会は果たせず

有本嘉代子さんは94歳でした。死因はうっ血性心不全とされています。神戸市内の病院で亡くなりました。 有本恵子さんが北朝鮮に拉致されたのが1983年と考えられることから、あしかけ37年娘との再会を待ちわびたことになります。さぞや無念だったに違いないとしかいいようがありません。 最近は体調を崩し報道などでもあまり見かけなくなっていました。告別式は近親者のみで行い、喪主は夫の有本明弘さんでした。

署名活動などを積極的に行っていた

有本嘉代子さんは夫の有本明弘さんとともに北朝鮮拉致被害者家族会で拉致被害者の救済に向けた活動を行っていました。全国各地で講演会や署名活動などを熱心に行い、娘の有本恵子さんの帰国が実現するよう世論に訴え続けました。 「恵子は生きている。子供の顔を見るまでは死ねない。」が口癖でした。 「体調を崩すと、恵子が帰るまでに生きていられるかという思いが頭をよぎる。」とも話していましたが、心臓の手術をしてからは神戸市の自宅での療養が続いていました。